トーク de セラピーをする理由 4

 記 アメブロより転載】
前回からのお話しの続き ―

初めて体験した遠隔レイキヒーリングの後の

ある人との「出会い 」

と、その前に。。。

思いを吐き出す場所を求めて、

私がとある「自死遺族のための自助グループ」による語らいの場

というのに参加した時のことに遡ります。

家に引きこもる日々中、私がインターネットで見つけた自死遺族たちが匿名でそれぞれの思いを吐き出せる場となっていた掲示板の管理人の方が、各地で同じような境遇にある人たちが自助サポートのスタッフのもと実際に集まり、お互いの悲しみを分かち合い癒す会を主催していました。

あるとき、関西でもその会が開催されるという情報が上がり、ぎりぎりまで迷いながらも、匿名のまま当日参加することを決心し会場へ向かいました。

「同じ思いを共有できるのなら

この行き場のない思いを誰かに聞いて欲しい」

ただ、その思いでいっぱいでした。

市内の繁華街の裏道にある、小さな教会の中で

その会は少人数で静かに開かれていました。

主催者の方、サポートの方も含めて全部で10名ほど。

教会の一室で適度に距離を置いて輪になって配置されたパイプ椅子に座り、

順番に突然の家族との別れの体験や現在の思いを話していったように記憶しています。

そこに来ていた方たちの体験は本当に様々で、

子供と一緒にいる目の前でベランダから奥さんが消えてしまった人

離れて一人暮らしをしている大学生の息子さんを亡くされたご夫婦

とても仲がよかった弟さんを自室でその死を発見されたお姉さん

・・・・

他にも、それぞれの立場からご自身の体験を

ある人は静かに、

またある人は言葉にできないほど泣き崩れ、

そして、誰もコメントをさしはさむことなく

たんたんと時間がすぎていきました。

私はというと、、、

せっかく思いを吐き出せると思ってきたのに

自分の順番が回ってきた途端、何も言えなくなってしまいました。

私より前に体験を話す人々は、

大切なご子息を亡くされて数年しかたっていなかったり

つい数ヶ月前に奥様を亡くされたばかりで、まだその死が現実のものとして受け入れられてなかったりで

そんな人たちの多い中、母の死から10年経っている私が

まだ暗闇の中でウロウロしているのを見たら、

その人たちはこの悲しみが癒えるには10年先も変わらないのだと

希望をなくし、さらに絶望するのではないか と

私の中のドロドロとした感情は一瞬にして

さらに奥へと追いやられてしまったのです。

追いやったのは紛れもなく自分。

いま振り返ると、

「どんだけ自分をいじめりゃ気が済むんだい?」って

己にツッコミいれたいところですが

「罪悪感」の塊で、

魂の抜けきった私はさらに殻をかぶってしまったのです。

子 を亡くした 父
子 を亡くした 母

母 を亡くした 子
妻 を亡くした 夫

弟 を亡くした 姉
兄 を亡くした 弟

・・・

・・・

たった一人の亡くなった人間と、
その関係によってそれぞれの立場の遺族が存在するということをあらためて思い知り、

「同じ思いを共有出来るなんてのは、到底無理なんだ。」と、

さらに孤独感を強化してしまいました。

私がこのままだと、同じような境遇の人の足を引っ張るだけの存在になる。

それでいいの?

いや、このままでは終われない。

「絶対あきらめない!」という

小さなちいさなひとかけらの光が灯りました。

私がこの闇を受け入れ、光と希望を取り戻し

この場所から這い上がり、私を見た人に絶望されなくなるまでは

自死遺族のサイトや当事者の会を一切訪れないと決めたのです。